
お正月が近づくと、40代・50代の既婚男性の多くが、心のどこかでため息をついています。
「また実家に帰省か…」
「正直、嫁の実家に行くのがしんどい」
「気を使いすぎて、全然休めない正月になる」
そんな本音を抱えているのは、あなただけではありません。家族を持ち、父親としての立場もある一方で、正月の帰省は**休暇ではなく“気力と体力を消耗するイベント”**になりがちです。
特に40代・50代になると、
- 親の高齢化
- 夫婦関係への配慮
- 子どもの生活リズム
など、考えるべきことが一気に増えます。本記事では、オジリッチライフ世代である40代・50代男性に向けて、正月帰省を少しでもラクに乗り切るための現実的な考え方と対処法をまとめました。
それでは行ってみましょう!
40代・50代男性が正月帰省で背負う3つの役割
40代・50代の既婚男性は、正月になると同時に3つの顔を使い分ける必要があります。
- 実家では「息子」
- 家庭では「夫」
- 子どもに対しては「父親」
若い頃のように「帰省すれば歓迎される存在」ではなく、場を回し、空気を読み、調整する立場になっているのが現実です。この役割を自覚せずに正月を迎えると、無意識のうちにストレスが溜まりやすくなります。
自分の実家に帰省する際の大人の対応

両親の変化を“さりげなく”確認する
40代・50代になると、親も確実に年を重ねています。正月帰省は、親の体調や生活状況を確認できる数少ない機会です。
- 食事の量が極端に減っていないか
- 家の中が不自然に散らかっていないか
- 足腰が弱っていないか
ただし、正面から指摘するのは逆効果です。「最近寒いけど体調どう?」といった自然な会話の中で観察する姿勢が重要です。
嫁と実家の“クッション役”になる
自分の実家では、あなたが緩衝材になる必要があります。親の何気ない一言が、嫁にとっては強いストレスになることも少なくありません。
ここで何もフォローせずに放置すると、帰省後に夫婦関係へ確実に影響が出ます。「その言い方は今どき違うよ」と軽く受け止める姿勢が、結果的に家庭を守ることにつながります。
正月に嫁の実家へ帰りたくないと感じるのは普通

はっきり言います。嫁の実家に帰りたくないと感じるのは、ごく普通の感情です。
40代・50代男性が抱きがちな本音として、
- 完全アウェーで居場所がない
- 義父母との会話が苦痛
- 酒・食事・生活リズムが合わない
- 何もしなくても気を使う
といった声は非常に多く聞かれます。これは性格の問題ではなく、環境的ストレスです。
嫁の実家に帰りたくない時の現実的対処法

「行かない」より「短くする」発想を持つ
全面拒否は確実に角が立ちます。おすすめは、
- 日帰りにする
- 1泊だけにする
- 正月三が日を外す
といった条件調整型の対応です。理由は「仕事」「体力」「子どもの予定」など、感情ではなく事実ベースで伝えましょう。
子どもを理由にするのは正解
父親世代にとって、子どもは最も説得力のある理由です。
- 生活リズムを崩したくない
- 受験・部活・体調管理
これらを理由にすれば、義実家側も比較的理解を示しやすくなります。
毎年の慣例を作らない
一度無理をすると、それが「毎年やるもの」になります。今年は短時間、来年はオンライン挨拶など、年ごとに形を変える意識を持ちましょう。
嫁と交渉する際に絶対に外してはいけない注意点
嫁の実家に行きたくない気持ちを伝える際、最も重要なのは伝え方です。内容以上に、言い方を間違えると夫婦関係に長期的な亀裂を生む可能性があります。
まず大前提として、
- 義実家を否定しない
- 嫁の気持ちを否定しない
この2点は必ず守りましょう。「行きたくない=嫌い」と受け取られると、話し合いはそこで終わってしまいます。
おすすめなのは、理由をすべて自分側に寄せる伝え方です。
「正直に言うと、最近は体力的にきつく感じる」
「気を使いすぎてしまって、正月が終わるとどっと疲れてしまう」
このように、相手を責めず“自分の状態”として説明することで、嫁も感情的になりにくくなります。
また、交渉は正月直前ではなく、少し余裕のある時期に切り出すことが重要です。忙しい年末や感情が高ぶりやすいタイミングは避けましょう。
最後に大切なのは、「行かない」だけで終わらせないことです。
- 滞在時間を短くする代案を出す
- 別日に改めて挨拶する提案をする
といった代替案を必ずセットで提示することで、話し合いは建設的になります。
交渉しようか悩んでいる間にすぐに時間がたちます。急な相談にならないよう、勇気をもって早めに相談しましょう。
もし急な相談になったとしても、上記の注意点を踏まえながら丁寧に交渉してみてください。簡単にあきらめてはいけません。
正月帰省は家族イベントではなくマネジメント

40代・50代にとって正月帰省は、感情で動く行事ではありません。人間関係を円滑に保つためのマネジメント業務と考える方がラクになります。
- 無理をしない
- 先を見据える
- 自分の心身を守る
この視点を持つだけで、正月のストレスは大きく軽減されます。
まとめ|我慢しすぎない正月こそが、家族を守る

40代・50代の男性は、家庭でも職場でも「我慢する側」に回ることが多くなります。正月帰省においても、つい自分の気持ちを後回しにし、「仕方ない」「毎年のことだから」と無理を重ねてしまいがちです。しかし、その我慢が積み重なるほど、心身の疲労は確実に蓄積し、結果的に家族への余裕や優しさを失ってしまいます。
本当に家族を守るということは、すべてを耐え忍ぶことではありません。自分の限界を理解し、無理をしすぎない選択をすることこそが、長い目で見たときに家庭を安定させる最善策です。父親や夫が疲れ切っていては、家族の時間は決して豊かにはなりません。
また、正月休みは一年の中でも数少ない長期休暇です。本来であれば、日頃の疲れを癒し、気持ちをリセットし、家族との時間や自分自身の時間を大切にできる貴重な期間のはずです。帰省だけで終わってしまう正月ではなく、
- 体をしっかり休める時間を確保する
- 趣味や好きなことに少しでも触れる
- 子どもと落ち着いて向き合う時間を作る
こうした要素を意識的に取り入れることで、正月休みの満足度は大きく変わります。
オジリッチライフ的に言えば、
年齢を重ねたからこそ、賢く立ち回り、静かに豊かに生きる
という考え方は、正月の過ごし方にもそのまま当てはまります。我慢だけで乗り切る正月から、自分と家族の両方を大切にできる正月へ。今年は少しだけ肩の力を抜き、有意義な長期休みを過ごすための選択をしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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